「熱意ある地方創生ベンチャー連合」の中で、特に気になったベンチャー企業5社についてまとめてみた。
今後自らが、具体的にどういった形で地域に根付いた事業を行っていくのか考察するにあたり、実際に地方創生に関する事業を行っている企業について調べてみることにしました。
まず、皆さまは「熱意ある地方創生ベンチャー連合」をご存知でしょうか?
「熱意ある地方創生ベンチャー連合」とは、
アソビュー株式会社の山野智久(代表取締役社長)とランサーズ株式会社の秋好陽介(代表取締役社長)が代表理事を務める団体で、ベンチャー企業が主体となりITを活用したイノベーションによって地域課題を解決することを目的に活動されています。
今回は、そんな「熱意ある地方創生ベンチャー連合」に加盟している計36のベンチャー企業のうち、特に興味深いベンチャー企業5社ついてまとめてみました。
株式会社IBJ
地方へのソリューション概要
結婚や出産にまでつながる自治体婚活サービスの仕組みづくり
ソリューションの詳細
地方において民間事業者が独身者の結婚への潜在需要を掘り起こし、成果をあげるのは採算の観点から極めて難しく、また自治体婚活サービスは「結婚」「出産」という成果につながっていないのが現状である。「出会いの機会」から「結婚」そして「出産」までをトータルにサポートすることによって、自治体婚活サービスの仕組みづくりを支援する。
ライフイズテック株式会社
地方へのソリューション概要
中高生向けのITプログラミングキャンプ
ソリューションの詳細
中高生を対象としたプログラミングキャンプを軸に、地域全体のIT人材を育成する。
1. 地方の子供達へ最先端のIT教育機会の提供
2. 地方大学生向けのIT人材育成の仕組みづくり
の取り組みを通じて「ITを活用すれば地方で仕事ができるイメージ」を中高生のうちに持ってもらうことにより、例え一度大都市圏に転出しても、具体的な就業イメージをもって地元に戻ってくる循環を促す。
株式会社ホープ
地方へのソリューション概要
広告を活用した、自治体の新たな自主財源の確保
ソリューションの詳細
自治体の「もったいない」をお金に変えることで、地域へ新たな価値を創出する。
1. 自主財源の確保
→自治体の広報物や遊休スペースを有効活用した広告枠の販売、自治体との協働による各種専門冊子発行、無料アプリによる広報チャネルの拡充
2. 地域経済の活性化
→自治体媒体を活用した地域マーケティングの促進、自治体と企業のマッチング支援
株式会社メディアジーン
地方へのソリューション概要
ユーザーの”共感”を創出するメディアを活用したプロモーション支援及び
新しい価値を創造するプラットフォーム「machi-ya」を活用した地域産業創出
ソリューションの詳細
仕事術・生活術をテーマとしたメディア、ライフハッカーを活用し、各地域での地域起こしのリーダーへのインタビューを行い、地域の活性化に取り組む奮闘ぶりを伝えるとともに、各地のサービスやプロダクト、プロジェクトについてプロモーション支援を行う。またEコマース、クラウドファンディング、リクルーティング機能を持ったプラットフォーム「machi-ya」にて、地域の新産業の創出及び就業支援をしていく。
株式会社Proper
地方へのソリューション概要
ご近所SNS「マチマチ」を活用した地域コミュニティならびに地域経済の活性化
ソリューションの詳細
大手のチェーン店やショッピングモールに顧客を奪われているなど、集客面で課題を抱えている商店街をはじめとするローカルビジネスに対し、ご近所SNS「マチマチ」を通してローカルビジネスの集客、近隣住人との結びつきの強化を促進する。
最後に
経営情報や企業動向を把握しやすい企業を中心に、今後それぞれの企業についてより詳しく調べていきたいと思います。